漢方*冬の養生*
仙台では、今年も光のページェントの時期がやって参りました✨
そして雪もちらほら舞う今日この頃です❄️
冬の養生では「閉蔵(へいぞう)」というキーワードがあり、エネルギーを身体の中に蓄えて出来るだけ逃がさないようにしましょう!という時期です。
エネルギーの源である太陽が顔を出している時間も短いですしね。
★お布団から出るのが辛い時期ですが、それで良いのだよー。という事なのです^^
出来るだけ早寝して、起きるのは太陽が出てから。
骨が弱くならないようにお昼は少しでも太陽に当たれると良いですね。これ現代社会では中々難しいことかもしれないですが。。><
でも、身体の一部分でも良いそうで、顔はちょっと、という場合は、手の平に日光を当てるだけでも骨粗鬆症予防になるそうですよ♪
(おススメされている日光浴時間は地域の日照時間によって違います。)
★エネルギー消耗で要注意なのが、「厚着」「暖房」です。
私は寒いのが苦手なので、ついつい着込んで、出先の室内温度がとても温かい場所で汗を書いてしまうことがあります。
これが「閉蔵」に反してしまうのですね。汗をかいてエネルギーを消耗してしまわないように、羽織やマフラー、帽子など、簡単に脱げるお洋服などで、できるだけ調整してみましょう^^
★あとは、気持ちを外に出しすぎないのも大切だと漢方の素問には書かれております。
気持ちを外に出さなすぎてストレスがたまってしまうのは大問題だと思いますがね。
★エネルギーは腎で蓄えられているので、この冷えてくる時期は、寒さに弱い腎に負担がかかってしまいます。
水と深いつながりのある腎でのトラブルサインは、むくみや頻尿などなど。
(その他にも白髪や抜け毛などもあります)
水は重くて冷たーい。中々自分で動いてくれないので、寒く身体が固まってくると特に症状が
あらわれます。
腎臓への負担を和らげるのは、冷たい食べ物をひかえたり、黒色の食物や根野菜や香辛料などが良いとされています。
★下方⇩でこの時期に良い食べ物のご紹介をさせて頂きます。
冬といえば何と言っても「寒さ」ですよね。
★身体が固まりやすい→血行が悪くなるので、半身浴や入浴剤などで「入浴の工夫」がとても効果的です。
入浴しながら足の指先を軽くマッサージしてあげると、血行が促されて、出てからもポカポカしています。ポカポカで新陳代謝や免疫力を保ちましょう^^
先日メディカルヨガでお知り合いになった方がアロマについて詳しく教えて下さいました。
こちらは、また別の機会にお話させて頂きます。
★食べ物は
身体を温めたり腎を守ってくれる食べ物*黒酢、玄米、黒キクラゲ、黒豆、ワカメ、昆布、ヒジキ、黒糖、黒ごま、エビ、椎茸、餅米、山芋ナツメ、高麗人参、羊肉、牛肉などです。
香辛料*生姜、ニンニク、シナモン、唐辛子、ネギ、胡椒など
★陰のピーク時期は冬至(12月22日)です、この時期にしっかり腎に「生命のエネルギー」を蓄えて、3ヶ月後の春先も元気に過ごしていたいですね^^
漢方養成指導士 ぬかもりしほこ
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